●スリランカ新茶到着●




今年初めての紅茶の新茶が到着しました。
(21世紀最初の紅茶の新茶)
遥々輝く島スリランカより3月1日に横浜港に入り
手付かづの状態で40kg〜50kg入りの紅茶箱が届く。
いつものことだが、到着日を指定し
ヤマト運輸さんの人達が男手三人がかりで
大事に中央階段を上り当店まで届けてくれるのである。
偶然居合せたお客様達の視線も自然に紅茶箱に向く。
大の男達が寄り添うように作業しているから
不自然に思っている事だろう。
私も何度か運搬作業に加わった事があるが
バースプーンは持ち慣れているのだが
50kgの箱を「エイッ」と持ち上げた瞬間
「プロにまかせよう」と心で思い無口になるのである。
それからは置き場を指定するだけ
またドアの開け閉めに加わる程度。
足手まといになっているような感じがするが
到着した瞬間は少しでも側にいたいと思うのである。

 無事、当店に到着し箱を開ける瞬間が
私の一番の幸せの時である。
スリランカの「ティーテイスター」になりきり
両手で紅茶をすくい、顔まで近づけ
空気を吸うように紅茶の香りを感じるのである。
この仕事を始めて7年程だが
この瞬間紅茶を点てる時の微妙なさじ加減が
イメージできるようになった。
六種類のイメージをそれぞれ確認し
プロ専用の「ティスティングカップ」で
カップテストを行い、香り、水色(すいしょく)味を確認する。
そして始めて今期の紅茶の特徴が理解出来るのである。
 今回は絶対「ディンブラ」。
個人的には土地柄、季節感、などを考慮すると
以外に「ルフナ」がおもしろい。
(詳細は紅茶リストページを御覧下さい。)

新茶が届いたばかりだというのに
頭はもう七月の新茶の事を考えている。



〜エッセイの目次へ〜
 

トップページへ